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【はじめての塗装編】初心者だけどプラモデルづくりに挑戦するよ!ーその3

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目次

1.憧れを再現したい
2.エアブラシの扱い方
3.デカールを貼ろう
4.次回予告

 

こんにちは。
初心者が、プロのプラモデラーに教わりながら、プラモ作りに挑戦する企画!
初心者代表の石井七歩です!

引き続きプロモデラーの
「長谷川迷人」こと、長谷川伸二さんにご指導いただきます!

 

◇ 人物紹介◇

nahoicon 石井七歩。細かい作業が苦手なプラモデル初心者。

hasegawaicon 長谷川伸二マスター。プラモデル職人。

 

長谷川伸二マスターは、
タミヤプラモデルファクトリー トレッサ横浜店内にあるアトリエゾーンにて、
さまざまな講座を開催されています。→各種講座
プラモデル制作に行き詰っているそこのアナタは、
タミヤプラモデルファクトリートレッサ横浜店のアトリエゾーンで、
どんどん長谷川マスターに相談しましょう!

 

さて
今回も引き続き制作するのは…….、

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TAMIYA
ゼロ戦1/48 傑作機シリーズ No.27
日本海軍零式艦上戦闘機52丙型 (A6M5c)

 

前回の記事では、
ゼロ戦とは何か?に始まり、
説明書の見方、そしてパーツのカット、ゲート処理、パーツとパーツの接着までをご紹介させていただきました。

今回はエアブラシを使用した塗装まで、
初心者向けに解説していきますよ!

 

 

1.憧れを再現したい

 

さて。
前回の記事ではコックピットの組み立てまで完成しましたが、
ここで塗装工程にに入ります。

 

hasegawaicon 「コックピットは機体の内側にあるので、このタイミングで塗装しましょうね。」

nahoicon 「はーい」

 

ということで、
長谷川マスターが取り出した色はこちら…

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……ん?
コックピット色(日本海軍)?

 

hasegawaicon 「そうなんですよ。」

hasegawaicon 「当時のコックピットの色を再現した塗料があるんです。」

 

なるほど、コックピット色。
当時日本海軍が戦艦や戦闘機に使用していた色。

ふむ…。

この瞬間、プラモデルの醍醐味のひとつが私にも解ったように思えました。

 

当時の軍人が、
どんな色のコックピットの中で、孤独にゼロ戦を操縦していたのか。
その色に囲まれるということが、どのような雰囲気を齎すのか。

自分がゼロ戦に乗り込み、自らの操縦で空を飛ぶことは叶わないけれど、
机上でその感覚を再現したい。

その再現のために、
色や、汚れや、そういった細部に渡る再現を試みる。

 

うーーーーむ。

 

自分の手の届かない憧れと、
どうしようもなくそれが欲しいという想い。

少しわかってきたように思えます。

憧れのものを追体験したいという願望、なのかな。

 

nahoicon 「うーーーむ」

hasegawaicon 「さっ、塗っていきますよ。」

 

 

2.エアブラシの扱い方

 

hasegawaicon 「それでは先ほどのタミヤカラーを希釈します。」

hasegawaicon 「見てください。エアブラシの穴はとても小さくて詰まりやすいんですよ。」

 

 

hasegawaicon 「ノズルの口径は0.3mmです。」

nahoicon 「ちいさい!!」

 

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タンクになっている部分にインクを入れ、
トリガーを引くと圧縮された空気が勢い良く吹き出し、霧状になった塗料が噴射されます。

 

hasegawaicon 「ここでポイント!必ずパーツと噴射口を15cmくらい離すこと!」

 

◇ ここでポイント ◇

パーツと噴射口は常に15cmくらい離しておく。
近づけすぎるとムラになります。
均一で綺麗な塗りを実現するためには、離して何度も重ね塗り!

 

試しに紙に吹き付けてみようということで、
長谷川マスターがお手本を見せて下さいました。

シューーーーーーーー

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nahoicon 「おっ…おお…」

hasegawaicon 「トリガーの引き具合で、細く出たり広く出たり。」

 

シューーーーーーーーーーシューーーーーーーーー

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hasegawaicon 「慣れたらこんな風に細く書いたり、模様も書けますよ。」

 

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hasegawaicon 「たとえばこのゼロ戦の模様は、部分的にエアブラシを吹き付けて書いたんだよ。」

nahoicon 「すごいですね………….。」

 

 

さっそく私もやってみましたが、距離を保つのが難しい!
集中するとノズルと対象の距離が近くなってしまい、マスターに何度か注意されました。

やはり均一に塗れることに感動。
絵の具を筆で塗るとこんなに均一な色は出せないですもんね。
エアブラシ、欲しくなりました。

 

少し慣れてきたところで、いよいよ本番に挑戦!

 

hasegawaicon 「パーツは逆ピンセットでつまんで持ちます。」

 

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逆ピンセット!!!!
力を入れると開き、力を弱めるとつまむ、逆作動のピンセットです。

なるほどいろいろな道具がありますね。
道具を使う歓びを感じながら、コックピット色を吹き付けていきました。

 

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そしてコックピット色を塗装した後、
指定の部分を面相筆で筆塗りしていきます。

 

◇ ここでポイント ◇

わきをしめて、両手をくっつけて塗るようにすると震えなくて塗りやすい!

 

 

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[↑面相筆はこんなに細い!]

 

そして完成したのがこちら!
あまりに小さくて既に力尽きそうですよ…。

 

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ちなみに!

タミヤプラモデルファクトリー トレッサ横浜店内にあるアトリエゾーンでは、
もちろんこちらのエアブラシのレンタルがあります。
ご家庭でエアブラシを吹くのはマズい…という方は、
専用の塗装スペースで制作に没頭しましょう!

 

3.水転写デカールを貼ろう

 

nahoicon 「ふぅ……。疲れた…….。」

hasegawaicon 「お疲れ様です。さぁ、次はデカールに挑戦しましょう!」

 

◇ キーワード◇

水転写デカールとは
平たく言うと、模様や文字をプラモデルにつけるためのシール。
水に濡らして台紙から浮かせ、パーツと密着させる。

 

① まずはデカールのシートから使う部分を切り抜き、水に漬けます。

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② 浮いてきたシールをピンセットでつまみ……、

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③ 貼る!

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nahoicon 「細かすぎる!!!!!!!」

hasegawaicon 「あはははは。」

 

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こちらがコックピットにデカールを貼り終えた状態。

 

nahoicon 「ちょっとズレちゃいましたね……。」

hasegawaicon 「機体を組上げてしまうとコクピットは見えにくいですが、こういう箇所もしっかり作ることでより一層リアリティが増します。今回はちょっとズレてしまいましたが、初めてにしては上出来だと思いますよ。」

 

hasegawaicon 「あ、そうだ、ここでひとつ裏技をご紹介しましょう。」

 

そう言ってマスキングテープにベージュ色を塗り始める長谷川マスター。
そのマスキングテープを細く切って……、

 

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hasegawaicon 「シートベルトです!」

nahoicon 「芸が細かい!」

 

その後、
今まで教わったテクニックを用いてゼロ戦の翼部分を組み立て…、

[↑説明書どおりにニッパーでパーツを切り…、]

[↑仮組みをして確認してから、接着。]

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[↑接着中はクリップで挟んでおく。]

 

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[↑胴体と翼も接着。]

 

4. 次回予告

次回ゼロ戦、
正式名称 『日本海軍零式艦上戦闘機52丙型』、
いよいよ機体全体の塗装に入ります!!

 

タミヤプラモデルファクトリー トレッサ横浜店には、
塗装専用に造られた塗装室が完備されているので……、

 

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[↑換気完備の専用ブース!]

この専用ブースで、ゼロ戦の外観をカッコ良く仕上げていきたいと思っています!
失敗しませんように!

乞うご期待!

 

第1回の記事はこちら

第2回の記事はこちら

第4回の記事はこちら

ライター : 石井七歩

nahoishii

1991年 東京生まれ。現代美術家。
オフィシャルウェブサイト→ nahoishii.com
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