2017年05月13日

【チタンマフラー着色編】世界最速のNinja H2Rを自分好みのデザインにする!(3)

目次

1.チタンのマフラーはなぜ虹色になるのか?
2.マフラーを組み立てよう
3.   虹色の世界!

 

プラモデル初心者がプロモデラーに教わりながら、
本格的なプラモデル製作に挑戦する企画。
今回もタミヤプラモデルファクトリー トレッサ横浜店からお送りいたします!

いつもご指導してくださるのは、
プロモデラーの長谷川マスターこと、長谷川伸二さん!

長谷川伸二マスターは、
タミヤプラモデルファクトリー トレッサ横浜店内にあるアトリエゾーンにて、
さまざまな講座を開催されています。→各種講座
プラモデル製作に行き詰っているそこのアナタは、
タミヤプラモデルファクトリートレッサ横浜店のアトリエゾーンで、
どんどん長谷川マスターに相談しましょう!

さて、前回に引き続き…
【色選び編】世界最速のNinja H2Rを自分好みのデザインにする!(1)

【キャンディー塗装編】世界最速のNinja H2Rを自分好みのデザインにする!(2)

カワサキNinja H2Rを塗装してゆきます!

 


 

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カワサキ Ninja H2R
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1. チタンのマフラーはなぜ虹色になるのか?

 

そもそも私はマフラーというものを知らなかったのですが、
マフラーとは、排気ガスの排気音を低減する消音機のことだそうです(常識なのかな)。
排気の圧力や温度を調整して音を減らしてくれます。

そしてバイクのマフラー部分には様々な金属素材が使用されています。
例えばステンレス、スチール、カーボン、そしてチタンなど…。
その中でもチタンはレース用のバイクに使われることが多く、高い強度で錆びに強く軽いのが特徴です。
強度の高い順番に並べると、チタン>ステンレス>スチール>カーボンとなります。
レース用のスーパーバイクであるNinjaには、チタンのマフラーが採用されているんですね。

 

 

見本の、この部分!
チタンマフラーの人気として「焼き色が美しい」というのは欠かせないでしょう。

これは「ヒートグラデーション」と呼ばれる焼き色。
その正体は酸化皮膜といって、チタン原子と酸素が結合してできたものです。

わざとバーナーで炙ったりして、焼き色をつけるのがお洒落なのだそうです。
温度が高くなるにつれ、イエロー→パープル→ブルー→ライトブルー→ホワイトの順で色が変わります。

 

2. マフラーを組み立てよう

 

さてまずはマフラー部分を組み立てましょう。
パーツにはもともとメッキ塗装がしてあります。

今回は一部分を黒く塗装したいので(理由は後述)、デザインナイフでカリカリと擦ってメッキを剥がしていきますよ!
もたもたしていたら長谷川マスターが手を貸してくださりました…。さすが素早いです。

 

 

 

デザインナイフで擦ってゆくと、メッキ塗装が剥げて灰色の部分が見えてきます。

 

 

こうなれば上からマットに着色することができます!
ここにブラックを塗ってゆきます。

そもそもなぜブラックを塗りたかったのかと言いますと…、

 

 

こうして組み立てると…、

 

 

排気口から覗き込んだ時、ピカピカのメッキのままだと目立って見えちゃうからですね。
ちゃんとブラックで塗りつぶすことで不自然さがなくなります。

 

 

ついでにフレームの一部も銀色に塗りましょう。

 

 

こんな感じで、
マフラーをはめ込む穴が空いています!

 

 

ぴったり。
こうなるとメカメカしくてかっこいいですねー!
これからチタンマフラーの虹色を塗装するので今はまだ接着しませんが、完成が楽しみです!

 

さて、前回ラメからのクリヤー塗装をして乾かしておいた各種パーツですが、
こんな感じでピカピカになっていました!

 

 

 

もちろんお気に入りはこのパーツ!

 

 

めずらしい海の生き物みたいでかわいい。

 

 

 

3. 虹色の世界!

 

それでは早速!
チタンマフラーの虹色を作ってゆきますよー!

 

先ほどもご説明した通り、チタンのマフラーは温度が高くなるにつれ、イエロー→パープル→ブルー→ライトブルー→ホワイトの順で色が変化してゆきます。

なので今回はクリヤーオレンジ・クリヤーレッド・スモーク・クリヤーブルーをご用意いたしました!

スモークはちょっと煤けた雰囲気を演出するために使用します。
そしてあくまでもクリヤーカラーを使います!メッキのピカピカを活かしましょう!

 

 

 

 

まずはクリヤーオレンジで塗装してゆきます。
塗装の基本は薄い色→濃い色です。
まずはメッキのランナーで練習してどんな感じか確認しましょう。

 

 

めっちゃシャンパンゴールドで綺麗です!
銀メッキ+クリヤーオレンジでこんなに綺麗なシャンパンゴールドになるんですね!

 

 

今回は実際のNinjaH2Rのチタンマフラーの写真を参考にしながら塗装しています。
皆様もぜひ本物の写真を画像検索して…、
リアルな熱処理を再現するために参考にされてくださいね!

 

 

 

ほんっとうに綺麗なシャンパンゴールドです!

 

 

個人的にはもうこのままの色でいいんじゃないかと思いました…笑

しかし今回の趣旨はチタンマフラーの虹色を再現すること!
ここに濃い色を足してゆきますよ!

 

次はクリヤーブルー!

 

 

 

もっとも熱くなるエンジンとの接続部分を青くしてゆきます。

 

 

これも綺麗な色!!

さて、次はクリヤーレッド…と思いましたが、
ここにクリヤーレッドを入れてしまうと偽物っぽくてわざとらしい虹色になってしまうかな…?と思い、
今回はクリヤーレッドを入れずに、スモークで締めようと思います!

(好みの問題です。カラフルな虹色がお好きな方は是非クリヤーレッドの差し色をしてみてください!)

 

 

スモークは渋い茶系のグレー。
こういう色のお洋服だいすきです。

 

 

影になる部分を想像して、陰影を作るように吹き付けることでグッと色が締まります。

 

 

できました!
早速エンジン部分に装着してゆきます!

 

 

 

 

 

 

渋くてめちゃくちゃかっこいいです!!!

いい色に染めることができました。

 

これは、
実際のバイクのマフラーの色にこだわるバイク乗りの方々の気持ちもよくわかります。。
マフラーのグラデーションがキマっているとかっこいいですもんね。
またひとつ勉強になりました!

 

 

さて、
タミヤプラモデルファクトリー トレッサ横浜店には、
気兼ねなくエアブラシを使える塗装室や、
使い勝手のいいアトリエゾーンが完備されています。

専門的な工具セットのレンタルもありますし、ワークデスクで誰にも邪魔されず、
ショップゾーンで好みのキットを選んですぐに制作に取りかかれます。

さらに長谷川伸二マスターが、
さまざまな講座を開催されていますので…→各種講座

今回の記事を読み、
バイク模型にご興味をお持ちの方は、ぜひタミヤプラモデルファクトリー トレッサ横浜店に足をはこんでみてはいかがでしょうか?

ちなみに長谷川マスターはその昔、バイク雑誌の編集長をなさっていたそうですよ。

それではまた次回まで、乞うご期待です!

 

 

ライター : 石井七歩

nahoishii

1991年 東京生まれ。現代美術家。
オフィシャルウェブサイト→ nahoishii.com
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