2017年05月27日

エアブラシで迷彩塗装&細吹きのコツ

みなさんこんにちは。店長の本間です。

今回はよくお客さんに聞かれることの中で、エアブラシの迷彩塗装のこと、

さらに細吹きのコツを中心に書いていきます。

迷彩塗装で大事なのは、①塗料の濃度、②エアブラシの距離、③ニードルの絞り具合、④コンプレッサーの空気圧、の4つです。

この4つをうまく調節して迷彩塗装していきましょう。

迷彩塗装で最低限必要なもの。エアブラシ&コンプレッサー、塗料、溶剤(あと、お皿、スポイト、調色スティック)です。

まずはこの装備で迷彩してみます。

ダークイエローに塗ったパンサーです。

通常の濃度(塗料7:溶剤3)くらいに薄めて普通に吹いてみました。

空気圧は1.0(タミヤコンプレッサーレヴォIIが大体このくらい)です。

適正距離は大体4~5cmくらいです。

線はこのくらいの太さになりますが、迷彩塗装ではもっと細い線が要求されることが多いです。

さらに線を細くするにはどうしたらいいのでしょうか。

 

まず前提として、エアブラシは近づけて吹くと線が細く、遠くから吹くと太くなります

ということで、同じ濃度、同じ空気圧で近くから吹いてみます。

べチャッとなってしまいました。失敗です!

塗料が一気に出すぎているんですね。

ということで、エアブラシの塗料の出る量を少なく調節します。

1.エアブラシのお尻のつまみを目いっぱい締めます。

2.レバーを後ろに下げながら(普通に吹き付ける動作)、お尻のつまみを少しずつ緩めていきます。

3.いらない紙などに吹きながら緩めていくと、ある時塗料が出はじめます。

この時の線が一番細い線ということになります。

ただしこの細さは同じエアブラシであっても塗料の濃さや空気圧などで変わってきます

この、塗料の量を調節して線を細くする作業を「ニードルを絞る」なんて言ったりします。

吹いてみると、さっきよりは細い線が吹けました(左の線)

 

さて、さらに細い線を吹きたいときは、もう少し道具が必要になってきます。

エアー調整バルブ(もしくは空気圧が設定できるコンプレッサー)ラッカー溶剤です。

線を細くするためには、より塗料を薄めなければいけません。

塗料の出口が細くなる分、塗料が詰まりやすくなってしまうためです。

ラッカー溶剤はアクリル溶剤に比べ強力に塗料を溶かしてくれ、塗料の詰まりを防止してくれます。

(ただし有害性が強くなるので、換気やマスクなどを忘れないようにしてくださいね)

 

そして薄めた塗料を強い空気圧で吹くと、右の線のようにすぐに流れて失敗してしまいます。

このため空気圧を下げなければならないのです。

エアー調整バルブを使うと1.0の空気圧を0.3程度まで下げることが出来ます。

 

さて、塗料を薄めて、空気圧を下げて、ニードルを絞って、エアブラシを近づけて、吹いた線が一番左の線です。

最初(真ん中の線)に比べてかなり細くなりましたね。

 

これ以上細い線・・・となると、難しいのでそういう時は周りの色で塗りつぶしてあげる方が楽です。

塗りつぶして線をとがらせたり、失敗した線も消しました。

なーんだ、という感じですけども、いずれにしろ一回で失敗せず迷彩塗装をするのはなかなか難しいです。

失敗したら塗り直せばいいや、という気持ちの余裕も迷彩塗装の大事なことの一つです☆