2017年07月17日

接着剤・その2 瞬間接着剤の使い方

みなさんこんにちわ、店長の本間です。

今回は以前の接着剤のことの続きです。

タミヤの接着剤の違いと使い方について
みなさんこんにちは。本間です。このたび店長になりました、よろしくお願いします。このブログでは、お客様からよく聞かれること、疑問点を中心に書いています。2回目...
 
今回は、瞬間接着剤について書きたいと思います。
まずは普通のプラモデル用の接着剤と瞬間接着剤の違いですが、
プラモデル用の接着剤はプラスチックを溶かして、溶け合ったプラスチックが固まることでくっつきます。
これに対して瞬間接着剤は接着剤自身が固まって接着します。
プラ用接着剤ではくっつかない、エッチングパーツやダイキャストなどに使用します。
 
1:タミヤの瞬間接着剤の種類
タミヤの瞬間接着剤もいろんな種類があります。
左が瞬間接着剤(高強度タイプ)、右が瞬間接着剤(ゼリータイプ)です。
ゼリータイプは粘度が高く乾燥が遅め。微調整が必要そうなパーツはこちらでつけるのが良いでしょう。
高強度タイプは水のようにサラサラで、くっつけるとあっという間に動かせなくなります。
そのためゼリータイプより扱いが難しいのですが、強度が必要な部分にはこちらを使うと良いでしょう。
パーツの付け方などで使い分けをしてください。
 
左から「使い切りタイプ」「速硬化タイプ」「ブラシつき」です。
使いきりタイプは小分けになっているので、あまり頻繁に使わないようならこれを使うのが経済的です。
粘度は高強度タイプとゼリータイプの中間くらいです。
速硬化タイプは少量ずつ出せるノズルが付いているので、つけすぎることが少なく、結果的に速く着けることが出来ます。
ブラシつきはブラシで直接塗れるので手軽です。粘度は使い切りタイプより少しトロッとしています。
 
2:瞬間接着剤はなぜ固まるのか?
瞬間接着剤は、そのままだと液体ですが、空気中や、パーツに付着していた水分と反応して固まります。
暖めたり、乾かしたりというのは、直接は関係ありません。
 
3:白化現象について
瞬間接着剤を多く付けすぎると周りが白くなることがあります。
これは蒸発した瞬間接着剤が空気中の水分と反応し、パーツに降ってきて付着することで白くなるものです。
触ってみると細かくザラザラしているのがわかると思います。
その後塗装する部分であれば軽くヤスリをかければ良いのでたいした問題ではないのですが、
塗装済(特にツヤあり塗装)の部分や、クリアパーツだと大変なことになるので、注意が必要です。
 
4:上手な付け方
白化を防ぐには、とにかく量を多くつけないことが大事です。
ちょん、ちょんと、点付けするくらいで大丈夫です。
接着力の面でもこれは大事で、
瞬間接着剤は多くつければつけるほどしっかり接着できると思いがちですが、
実は付けすぎると逆に接着力が低下してしまいます。
薄く、広く付いているのが大事です。
 
薄く、広くつけるためには、瞬間接着剤を直接パーツにつけるのは出すぎてしまう危険が高いのでよくないです。
上記の速硬化タイプについているノズルや、瞬間接着剤マイクロノズルを使って少量をつけるようにします。
(プラモデル用の瞬間接着剤とはサイズが合わないので、接着剤側をカッターなどで少し削ると良いです)
あるいは塗料皿の裏などいらないものに一旦出してから、爪楊枝などでパーツにつけるのも良いです。
はみ出さないギリギリの量を狙って、ちょんっとつけます。
 
接着力を高めるのに有効なのがこちらの硬化促進剤です。
適量を使えば白化減少防止(蒸発する時間も無く固まるため)や、接着力強化に役立ちます。
ただしこれも塗りすぎると白化現象、接着力強化ともに逆効果となりますので、薄く塗ってあげるようにしてください。
くっつけるパーツの片方に瞬間接着剤、もう片方に促進剤を塗って張り合わせます。
 
今回はこれで終わりです。
次回はクリアパーツの接着について書きますね。