【動画で解説】RCカーをぎゅいんぎゅいん操縦するよー!
———- 私は時折、数百年前の世界観に想いを馳せる。
まだ科学という存在がはっきりしていなかった頃。
天災や病は神の怒りで、地球は平面だった。海には竜が住み、天体は地球を中心にまわっていた。
そんな世界観で暮らす日常は一体どんな感じだろう?
空の向こうが虚空だということに怯え、海の向こうから嵐をもたらす怪物の存在に怯えていただろうか?
………そんなふうに想像してみて、ふと思う。
私だってこどもの頃は、
科学も、現実も、空想も、すべての境界線が無い景色を見ていたのではないか?
大人になった我々は「現実の定規」で日常を測ることがクセになっているけれど、
こどもの頃は、ありえないほど幻想的な妄想にも、せつないほどのリアリティを感じていたのではないか?
それはそうと、私の住む東京にも冬が来た。
紅葉を魅せる間も無く葉は落ちはじめ、都会の街がクリスマスのイルミネーションに輝きはじめている。
そう、クリスマス。
あの不思議な夜がやってくる!
こどもの頃、サンタクロースを待って起きていようとして、いちども成功することはなかった。
それでも彼の実在を信じていた。だってプレゼントが届くから!
雲がなぜ浮いているのかわからなかった。
昆虫がなぜ動くのかわからなかった。
雨はなぜ降るのかわからなかった。
こどもの頃、
セカイは不思議なものであふれていて、サンタクロースもそのひとつだった………。
全国のサンタクロースの皆さんこんにちはーー!!!
私は今回もタミヤプラモデルファクトリートレッサ横浜店に来ております!
前回までは3回連続して「ゼロ戦」のプラモデル制作に取り組んでまいりましたが、
完成も近づいているということで、
今回は趣向を変えて……、
RCカー (ラジオコントロールカー=ラジコン) の操縦に挑戦したいと思います!
自分好みに車をカスタムして、操縦して競わせる…。
これは男の子ゴコロをくすぐりますねえ!こどもはよろこんじゃいますねえー!
さて今回の先生は、
タミヤプラモデルファクトリートレッサ横浜店、佐々木店長です!
佐々木店長はとても説明上手で、
いつも高級レストランのウェイターさんのようにプラモデルやRCカーについて豊富な知識で解説してくださいます。
それではさっそく、RCカーの世界をのぞいてみましょう!!
初心者向けのバギー!
最初に操縦するのはこちらのモデル、
タミヤ スターユニットシリーズ
「ライトニングホーク」
【 タミヤ製品カタログによる説明】
単3形電池4本をパワーソースにした、オールインワンの完成電動RCバギーです。
シャーシは後輪駆動タイプ。サスペンションはシンプルな構造の4輪ストラット。
コントロールしやすい特性の370タイプモーターを搭載して、インドアからアウトドアまで軽快な走りが気軽に楽しめます。
軽量でショックに強いポリカーボネート製ボディは、ミニ四駆でおなじみのznug design(ツナグデザイン)根津孝太氏が担当。
細く長いコクピットと大型のサイドポンツーン、独立した大型リヤウイングが特徴です。
また、送信機の簡単操作で走行モードが2段階に切り替えられるのもうれしいポイント。
専用のバッテリーを買い足す必要がなく、身近な単3形電池だけで走行できる、初めてのRCカーとして最適なマシンです。
↑サイズはこんな感じ。
RCカーの操作方法は簡単です。
まず、車体の電源とコントローラーの電源をONにします。
↑コントローラーの電源をONにして…、
↑車体のスイッチもONにしましょう!写真はOFFの状態ですね。
コントローラーを左手で握り、トリガー部分に人差し指をかけます。
トリガーを引くと前進。反対側に2回押すと後進。
右手でコントローラーのまあるい部分をにぎり、
向こう側にひねると右折、手前側にひねると左折。
文章にしてみるとややこしいですが、やってみるとむずかしくないですよ!
さっそく操縦してみましたが、
RCカーをさわるのが初めてな私にも、まあまあ運転できているはず…。
佐々木店長の具体的でわかりやすい解説を、動画でどうぞ!
中級者向けのスポーツカー!
次に操縦するのはこちらのモデル、
タミヤ エキスパートビルトシリーズ No.61
「オープンインタフェース トムス SC430」
【 タミヤ製品カタログによる説明】
日本で最も人気を集めるモータースポーツ、スーパーGT。
2006年のスーパーGT開幕戦でデビューウインを飾り、その後も着実にポイントを重ねて最終戦の劇的な逆転劇で年間チャンピオンを獲得したオープンインタフェーストムスSC430を再現した完成電動ラジオコントロールカーです。
ラグジュアリーオープンスポーツクーペのレクサスSC430がベースとは思えないほど大変身したボディをリアルに再現。シルバーとレッドに塗り分けられたカラーリングも存在感もたっぷりです。
シャーシはコントローラブルな操縦特性を発揮するシャフトドライブ4WDのTT-01を採用。ブラックカラーの5本スポークホイールにはレーシングスリックタイヤを装着しました。
もちろん、車体は組み立て済み。ホイールタイプの送信機、走行用バッテリーや充電器もセットされ、すぐに走りが楽しめます。
こちらのRCカーはスピードが速くて、初心者的には、練習しがいのある感じ!
どうにもアクセルの加減がむずかしくて、壁にガンガンぶつけてしまいました…。
操作感は、動画でどうぞ!
RCカー、ハマる!!!
…ということで、
今回は2種類のRCカーを操縦させていただきましたが、
感想といたしましては、これはハマる。
絶妙なむずかしさで、練習すれば上手くなるし、上手くなったら競わせたくなる!
もう少し練習して、私も競争させてみたいです!
挑戦者求む!
ちなみに、
今回のサーキットには動画の中には登場しなかったRCカーも用意されていましたが、
これらは佐々木店長の自慢の愛車。
初心者からすると想像を絶する手間をかけてカスタマイズされていて、
めちゃくちゃ速い走りを魅せるそうですが……。
気になりますね…!
さてさてサンタクロースのみなさん、
大人がハマるRCカー、クリスマスプレゼントにいかがでしょうか?
それでは、
10分間特訓した成果を動画でお送りしてお別れです!
佐々木店長、ありがとうございました!
ライター : 石井七歩
1991年 東京生まれ。現代美術家。
オフィシャルウェブサイト→ nahoishii.com
フェイスブック→ Facebook
ツイッター→ Twitter
石井七歩
最新記事 by 石井七歩 (全て見る)
- 【チタンマフラー着色編】世界最速のNinja H2Rを自分好みのデザインにする!(3) - 2017年5月13日
- 【キャンディ塗装編】世界最速のNinja H2Rを自分好みのデザインにする!(2) - 2017年4月21日
- 【色選び編】世界最速のNinja H2Rを自分好みのデザインにする!(1) - 2017年3月10日