【色選び編】世界最速のNinja H2Rを自分好みのデザインにする!(1)

目次
1.エンジン組み立て
2.ボディの色を模索!
プラモデル初心者がプロモデラーに教わりながら、
本格的なプラモデル製作に挑戦する企画。
今回もタミヤプラモデルファクトリー トレッサ横浜店からお送りいたします!
いつもご指導してくださるのは、
プロモデラーの長谷川マスターこと、長谷川伸二さん!
長谷川伸二マスターは、
タミヤプラモデルファクトリー トレッサ横浜店内にあるアトリエゾーンにて、
さまざまな講座を開催されています。→各種講座
プラモデル製作に行き詰っているそこのアナタは、
タミヤプラモデルファクトリートレッサ横浜店のアトリエゾーンで、
どんどん長谷川マスターに相談しましょう!
さて、今回製作するのは…
1/12 オートバイシリーズ No.131
カワサキ Ninja H2R
Kawasaki Ninja H2R
2016年12月10日(土)ごろ発売
全長172mm、全幅70mm、全高97mm
★遠心式スーパーチャージャーを装備した水冷並列4気筒エンジンを精密に再現。★トレリスフレームや空力を追求したカウル類など個性的な構成を実車そのままにモデル化。★エンジンやスイングアーム、アッパーカウル、サイドカウルなどはビスでフレームに固定。★スリックタイヤは質感あるソリッドゴム製。★排気管、マフラー、テールライトケースなどはメッキ部品を使用。★シートカウルの車名ロゴやアッパーカウルの「リバーマーク」は金属製インレットマークを用意。★レーシングスタンド付き。
こちらのNinja H2Rは、カワサキから期間限定で受注生産されたクローズドコース専用バイク(普通の公道は走っちゃダメってことですね)。スーパーチャージャーを搭載し、ななんと300馬力を発揮。トルコの敏腕ライダーがこのニンジャH2Rに乗って、市販モデルのバイクでは世界最速新記録にあたる400km/hを達成したそうです。
専門用語はよくわかりませんが、
要するにこのニンジャH2Rは、2017年現在、世界で一番速いバイクということですね!!
1. エンジン組み立て
ニンジャH2Rのパーツはさほど多くありません。
塗りがメインになりそうです!
こうしてマスキングテープにアルファベットを書いて貼っておけば、いちいち目を凝らして探す手間が省けますね!
箱の中でもひときわ目立っているのがニンジャの顔。
かっこいいですねー!見るからに速そう!
エンジン部分のパーツは割と大きめに成形されているので、サクサク組み立てることができます。
細かいパーツはケースに入れて保管しておきましょう!
不思議とすぐに何処かへいっちゃうんですよね…。
ちなみにこのケースはミニ四駆のケースです。
そしてこのタイヤ!
ぷにぷにしていて可愛いのですが、
普通のタイヤと違って、溝が入っていないのが特徴です。
こういったサイピング(排水用の溝)の無いタイヤのことを
スリックタイヤ(Slick tyre, Slick tire)というそうです。
舗装された道路を走行するためのタイヤですが、日本においては道路運送車両法にて溝のないタイヤは公道では使用することができません。純粋に競技用として用いられるタイヤなのですね。
溝がないので、雨が降ったりするとかなり危ないそうです!
こわい!
エンジン部分はパチパチと一瞬で組み上げることができます。
メカメカしくてかっこいい!
どんどん形になってゆくので気持ちがいいです。
組み上げるとほとんど見えなくなってしまうのが寂しいですが、
見えないところにもこだわるのが萌えですね。
このままでも充分にかっこいいのですが、
メタリックに塗装してゆこうと思います。
アルミの質感になりました!
細かく塗らず、今回はざっくりと全体的に銀色に塗装しました。
手を抜けるところで手を抜くことを覚えました!
メインはあくまでもボディの塗装なので、そちらにリソースをつぎ込みますよー!
エンジンはこのくらいのサイズ感です。
そしてこれがニンジャH2Rの特徴、スーパーチャージャーです!
渦巻き状のカタツムリのような形ですね。
スーパーチャージャーは、エンジンの出力軸(クランクシャフト)からベルトなどを介して取り出した動力や電動モーターによって圧縮機(コンプレッサー)を駆動し、空気を圧縮してエンジンに供給する補機…だそうです。
なんのことだかさっぱりなのですが、
要するにこれを使ってエンジンから動力を取り出して、パワーを何倍にもするということですね。
ニンジャH2Rが世界一速いバイクであるための重要なギミックです!
特徴的で複雑な形状のトレリスフレームです。
ニンジャH2Rはこのフレームがネオンっぽいグリーンで、それがまたかっこいいです。
フレームはオートバイの骨格で、主要な部品を固定する役割を果たしています。
エンジンもフレームに固定される場合が多いそうです。
まずはサーフェイサーを吹いて…、
何回にも分けて塗り重ねてゆきます。
フレームとエンジンを組み合わせるとぴったり!
2. ボディの色を模索!
本物のニンジャH2Rのボディはカーボンのブラックですが、
せっかくなので妄想で好きな色にしてみようと思います!
私は上品な紫色が好きなので、
輝きのある紫色のボディを求めて、様々な色の重ね方を試してみます。
平面に試し塗装するのも良いのですが、
曲面に試し塗装することで、実際に組み上がった姿が想像しやすいです。
100円ショップなどで入手できるプラスチックの使い捨てスプーンを使うと便利ですよ!
うーん、
どの色にしようかな…。
微妙な色の違いですが、
青みが強かったり、赤みが強かったり、
紫色は特にバリエーションが多く難しい色かもしれません。
濃い紫色。
夜空っぽくてかっこいい。
これはちょっと青すぎるかな…。
私が好きなのはこの色!
ピンク色っぽい輝きのある紫色が好みです!
この紫色もかっこいいけど、
バイクだと考えると、もう少し輝きが欲しいかな…。
写真だとわかりにくいですが、
一見ブラックだけれど角度によってはブルーや赤味を感じる色も素敵です。
迷ってしまいますねー!
次回は、
様々な塗料を混ぜて色を作ってゆきますよ!
わくわくします!
排気管を虹色に加工するのも楽しみです!!
さて、
タミヤプラモデルファクトリー トレッサ横浜店には、
気兼ねなくエアブラシを使える塗装室や、
使い勝手のいいアトリエゾーンが完備されています。
専門的な工具セットのレンタルもありますし、ワークデスクで誰にも邪魔されず、
ショップゾーンで好みのキットを選んですぐに制作に取りかかれます。
さらに長谷川伸二マスターが、
さまざまな講座を開催されていますので…→各種講座
今回の記事を読み、
バイク模型にご興味をお持ちの方は、ぜひタミヤプラモデルファクトリー トレッサ横浜店に足をはこんでみてはいかがでしょうか?
それではまた次回まで、乞うご期待です!
ライター : 石井七歩
1991年 東京生まれ。現代美術家。
オフィシャルウェブサイト→ nahoishii.com
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石井七歩
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