2017年4月14日

第16回モデラーズコンテスト作品画像と表彰式~その1~

4月2日(日)アトリエ内で第16回モデラーズコンテスト&第6回スイーツデコレーションコンテストの表彰式が行われました。

作品の画像と共に表彰式の様子をお伝えします☆

ずらりと並んだ力作の数々☆壮観です!

 

長谷川マスター賞は吉岡典之さんのプリンスオブウェールズ。

ドイツ戦艦ビスマルク追撃の場面だそうです。

写真には写らないほどの繊細なディテールアップが施されています。

吉岡さん。細かい作業に神経を使いながら作られていました。

実はまだ100%の完成じゃないとのこと。(オソロシイ)

 

トレッサ横浜賞は八田正和さんのセルモエクシヴ。

八田さんはいつも綺麗なカーモデルを作ってくれる方です。

今回はもう1点バイクも作っていただきました。

どちらも素晴らしかったのですが、トレッサ賞ということで、トヨタの車!

こちらの作品での受賞となりました(^^)

ボディのツヤとアンダーパネルのツヤ消しの対比も目を引き、

ホイールの塗装やタイヤのプリントの仕上げも完璧です。

(八田さんは表彰式ご欠席でした)

 

課題部門賞は吉田耕さんの忠臣蔵(四人組)です。

今回の「フィギュアが主役」の課題テーマのメインキットだった忠臣蔵。

大石内蔵助の羽織の文字や模様、弓矢まで、細やかな改造と塗装が施されています。

吉田さん。フィギュアが主役の作品の凄さがギュッとつまった作品を作ってくれました。

モデルアート賞は木谷誠二さんの1/12ケータハムスーパーセブン。

元々蛍光イエローのこのキットを塗装を全てはがして

難しい漆黒のJPSカラーにカッコよく塗装!

念願のモデルアート賞を受賞して嬉しそうな木谷さん!おめでとうございます☆

 

モデルアート特別賞はこちらも1/12のビッグサイズ

和田真一さんの「フェラーリ312T4」です。

整備を見守るF1パイロットとメカニックたち。

中もしっかり再現されているビッグサイズキットだからできるジオラマです☆

木谷さんも和田さんも、今は販売していない往年のキットですが、古いキットもコンテストに出すことが作成のきっかけになっていただければ嬉しいです。

(和田さんは表彰式ご欠席でした)

タミヤ賞ミリタリー部門は今野智史さんの3号突撃砲B型のジオラマ

「挫けぬ精神」です。

フィギュアが課題部門だった今回はミリタリー作品が多数出品されましたが中でもこの作品はジオラマベースの制作力も素晴らしく、明暗のグラデーションがついた単調ではない単色塗装や汚し塗装、このキットの特徴である可動サスペンションを生かした段差を下る転輪の上下の動きなど、見所が多く楽しい作品でした☆

今野さん、楽しく作ったことが伝わってくる作品でした!

 

タミヤ賞は飛燕とくろがね四起のジオラマを作っていただいた、

伊佐見 孝夫さんと宮木茂さんのお二方が受賞です。

伊佐見さんの作品。緑を塗って緑をまだらにマスキングしてから銀を吹いたとのこと。

本来のやり方とは逆ですがマスキングがしやすいのと、銀がマスキングで色味が変わったりしないので良いんですね。

くろがね四起は実物を見て指定色とは別の色で塗られたそうです。

こちらは宮木さんの作品。出撃前の命令確認のシーンだそうです。

迷彩は付属の塗装図をカットして型紙を作り、それをちょっと浮かせて貼り、エアブラシで塗装。

こうすると迷彩の周囲がすこしだけボケてリアルになるんですね。

手間と高度な技術が必要になるまだら迷彩ですが、みなさんやり方を工夫して塗ってらっしゃるのですね~。

伊佐見さん。最初はご謙遜されてましたが、見事受賞です。おめでとうございます☆

宮木さん。難しい迷彩をバッチリ仕上げられました。

情景大賞は菊川厚さんの作品「RESCUE MISSION」です。

崖下から迫りくるソビエト兵と、崖の上に追い詰められたドイツ兵を間一髪でシュトルヒが救い出そうとしている緊迫のシーンです。

シュトルヒの塗装や地面のリアルさはもちろんですが、崖を舞台にしているので

構成が平面でなく下から上へと、立体的になっているのでより追い詰められてる感じがして見る人に緊迫感を感じさせます。

単品としてだけではなく情景として全体を見た時の面白さ、秀逸さが情景大賞の決め手となりました。

満面の笑みの菊川さん!おめでとうございます☆

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