2018年4月18日

ディエゴさんがやってきた!ヤァヤァヤァ!【TV撮影裏話】

みなさん、4月16日(月)に放送されました

「世界!ニッポン行きたい人応援団」ご覧いただけましたでしょうか。

TAMIYA大好き!&RESPECTのアルゼンチン在住のディエゴさん。

この度、この番組の招待で念願の日本に初上陸。長年の夢をかなえるため日本に約1ヶ月滞在していました。

そしてその半分以上の時間をここ「タミヤプラモデルファクトリートレッサ横浜店」のアトリエ

(当店併設のレンタル製作スペースです)でのプラモデル製作にあてるという、

前代未聞のニッポン滞在記となったのです。

こちらでは番組でご紹介しきれなかったお店での様子を、誰よりも近くで見ていたキョショー目線でお伝えしたいと思います。

その1 ディエゴさんまだかなー

撮影当日はまだ肌寒い2月下旬のことでした。

アトリエのお掃除もばっちり完了、長谷川マスターもお客様と談笑しつつディエゴさんの到着を待っていました。

その間も長谷川マスターはこまごまとしたツールの準備にも余念がありません。

撮影をスムーズにするため今までのノウハウがたくさん活かされています。

そして緊張することもなく、あくまで普段通り。さっすが慣れてるなぁ~。

その2 撮影開始!

さて、ここでディエゴさん到着!店頭でディエゴさんをお迎えします。ようこそようこそ~!

(この時すでに撮影は開始され、長時間密着のスタートです!)

タミヤ製品に囲まれた店内に入った途端、とっても嬉しそうでした。思わずこちらまでニコニコしちゃいますね。

そしてついに憧れのプロモデラー、Mr.長谷川とご対面です。

 

最初は二人とも緊張した面持ちでしたが…そこはプラモデルを愛する心を持つもの同士、はるばるアルゼンチンから持ってきた「タミヤ1/6 ホンダモンキー Z50 J-I」を前に話がはずみます。

ディエゴさんがどんなふうに作りたいのか、まずは相談しながらこれからの手順を説明します。

いざ、大切なキットを開封です。まずはモンキーのフレーム部分の組み立てから始めます。

びっくりポイント!その1

【ランナーが入っていたビニール袋のホチキスの針を丁寧に外し保管】

OAでもありましたが、以前タミヤから送られてきた荷物の中に入っていた緩衝材を大事に保管していたり、

製作するにあたってパーツを外したランナーも、捨てずに保管しておいたディエゴさん。

ここでも同じような光景を間近でみることができました!

これにはその場にいたみんなが驚きましたね~。

長谷川マスターも「僕はばりっとビニール袋を破いちゃうなぁー、すごい!」と感心しきりです。

ディエゴさんは長谷川マスターに最初のアドバイスを受けると、臆することなく作業を進めていきます。

初めてのキット、そして約26年ぶりのプラモデル製作のはずですが手の動きが止まる事がありません。

長谷川マスターが話かけると「作っていない間も説明図を読んでいたんです。何度も何度もです。だから僕の頭のなかには作業工程や塗装の色、すべてが入っているんです」と。

えー…説明図を読まないことで有名な私は頭が下がりっぱなし。。。デス、はい反省。

それだけ「作る」という事を渇望していたのでしょうか。

一気にそのあふれる思いが心と手先からあふれ出した瞬間を見ていたような気がしました。

お仕事柄もあり、もともと手先が器用なディエゴさん。

ニッパー・接着剤・紙やすり、とツールを次々と使いこなし組み立てていきます。

そしてなにより、憧れのプロモデラーからのアドバイスを一言も聞き逃すまいとしているようでした。

(時折メモを取る姿もあったのですよ)

長谷川マスターとディエゴさんは以前からFacebookを通じてお友達だったそうで、

ディエゴさんはマスターのよき相棒猫の”しまのすけ”のことを知っていました。

すかさずマスターがしまのすけの最新ショットをみせるとディエゴもにっこり^^ 

和気あいあいと作業が進みます。

おおかたのフレームが組みあがり、次はメインイベントともいえるタンクの塗装に入ります。

その3【自分が乗っているモンキーと同じように再現したい!】

ディエゴさんの愛車のモンキーはおじい様から譲られた大切な形見、そしていつもそばにいる相棒でもあります。

だからこそのこだわりが、ディエゴさんのモデラー魂に火をつけました。

まずはタンクにある「へこみ」を再現したいとのこと。さっそく長谷川マスターに相談です。

出発前に写真に収めてきた何百枚もの愛車の画像。

へこみの位置や大きさなど、細部にわたり再現したいんだ、と話し合いをかさねます。このお2人の真剣な表情!!

そして

楽しそう!!

さっそく、長谷川マスターはそのリクエストに応えるべく電動リューターでタンクに傷をつけ始めました。

ただし、あまりやりすぎると穴があいてしまうため、慎重に進めていきます。

長谷川マスターが最初にお手本をみせると、ディエゴさんはうなずきながら自分自身で挑戦です。

リューターと棒やすりを駆使してのへこみの再現には時間がかかりましたが、

なんとか納得のいく仕上がりとなったようです。

と、今回はここまでです~。

次回はタンクの塗装からスタートです。

どうぞお楽しみに!

(Text&Photo 小森けい)

 

 

 

 

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