2019年6月29日

マスキングテープの種類と違い、プラモデルの上手なマスキングのやり方

みなさんこんにちは!

今回はよくお客さんに聞かれること、マスキングのやり方についてお話したいと思います。

マスキングテープの種類と、違い

マスキングテープには色々な太さ、種類があります。

まず最初に一通りご案内していきましょう。以下のマスキングテープをご紹介します。

  • マスキングテープ 6mm、10mm、18mm
  • マスキングテープ 40mm
  • 曲線用マスキングテープ

 

マスキングテープ 6mm、10mm、18mm

まずはおなじみの、黄色いマスキングテープです。

6mm、10mm、18mmの3種類の太さがあります。

マスキングテープは、太ければ太いほど(当たり前ですが^^)隠せる面積が多く、作業が楽です。

一方、細ければ細いほど、隠せる面積は狭いですが、追従性が高いです。

隠したい部分にカーブがあったり、曲面に貼りたい時などは、細い方がしっかり面に貼れるんです。

使う場所によって太さをうまく使い分けると、効率的に作業ができます。

またこの黄色のマスキングテープは薄いので、缶スプレーや筆塗りなど塗膜が厚くなりそうな時使い勝手がよく、

面への密着力も高めで糊が残ることも少ないので、プラモデルなどのマスキングには非常に使いやすいです。

基本的にはこのテープ3種を使い分けていくのがいいでしょう。

各種ケース入りと詰め替え用があります。

ケースに入っていればマスキングの大敵、ホコリや毛がテープにつくことを防げますので、

最初はケース入りを買うことをおすすめします!

 

マスキングテープ 40mm

こちらは上記のテープよりも薄く、密着力が弱めになっています。

このテープはラジコンのボディなど、広面積な部分を隠すのに向いています。

広面積に貼ったテープを一気にはがそうとすると下の塗料ごとはがれやすくなるので、密着力が弱くしてあるのです。

ただ、小さく切って細かい部分で使うとすぐはがれてしまったり、染み込みの原因になったりして難しいです。あくまで他のマスキングテープの補助として使うようにしましょう。

また、隠せる面積を考えれば安価なのもいいところです。広面積な部分で遠慮なく使えます!

 

曲線用マスキングテープ

このマスキングテープはビニールテープのようなやわらかい素材でできていて

黄色いテープに比べて追従性が高いのでその名の通り曲線状に貼ることができます。

とはいえやはり細い方がよく曲がり、太くなるにつれて曲げづらくなります。

2mm、3mm、5mm、12mmの4種類あり、これも使い分けが重要です。

密着力は弱めで、貼ってしばらくすると浮いてしまったりするので、なるべく貼ってからすぐ塗装に入るか、

塗る前にもう一度しっかりこすって貼りなおしてあげることが大事です。

また、普通のマスキングテープよりテープが厚いので、

缶スプレーなどで分厚く塗ってしまうと段差が目立ってしまいます。

このテープを使う時はエアブラシを使ったり、塗膜を薄くすることを意識して作業するのが良いでしょう。

 

その他 あったほうがいいもの

  • ピンセット
    これはなるべく良いものを使った方がいいです。
    貼る時もはがす時も、しっかりテープをつまめると作業がはかどりますし、なにより上手にできます。
  • ナイフ
    カッターナイフ、デザインナイフなど、種類は自分が使いやすいものでかまいません。
    大事な事はマスキングテープを切る時には新品の刃を使うことです。
    切り口がスパッと切れていないと線がにじんだりして失敗の原因になります。
  • クラフト綿棒
    テープをしっかりこすりつけたり、タッチアップに使用します。
    固さがあるクラフト綿棒がやりやすいです。
  • コンパウンド
    半液状のヤスリのようなものです。これもタッチアップに使います。

 

練習、貼ってみよう!大事なことは?

さて、さっそくマスキングをやってみましょう!

こんな感じに塗るためにマスキングしてみます。

曲線の内側をマスキングします。まずは縁取りからやっていきます。

テープを軽く引っ張りながら、丸く貼り付けていきます。

この時境目側にしわがよらないように気を付けます。

とにかく「境目」が大事!境目を意識して貼っていきましょう。

 

内側にしわが寄っていますが境目以外はあとで貼って隠してしまいますからさほど神経質にならなくても大丈夫。

肝心かなめの縁取りができたら、その内側を太いテープで覆います。

 

これでマスキングは完了です。

 

はがすタイミングは?

色を塗ったらテープをはがします。

乾燥時間は長すぎず、短すぎず。僕は15~30分くらいで剥がすようにしています。

長すぎて完全に塗料が固まってしまうと境目がガビガビしてしまいますし、

短すぎると線が曲がったり乾いてない塗料があらぬところについてしまったりします。

塗料が半乾きくらいの時がベストです。

きれいにできました☆

練習その2 マスキングテープの特性

さて次に、最初の練習の時と逆に、曲線の内側を塗ってみる場合です。

外側をマスキングするわけですが、やってみるとわかると思いますが

この向きの場合最初の時と違って境目にしわがよりやすいです。

マスキングテープは引っ張ると多少伸びますが、縮ませるのは難しいためです。

より追従性が必要になるため、この向きでマスキングするときはさらに細いマスキングテープや、

曲線用マスキングテープを使うようにします。

↑曲線用マスキングテープで境目をきっちりと

そのあとは最初と同じです。

シルバーを塗って、テープをはがしてみました。

失敗しても大丈夫

上手くいったかと思いましたが、よく見ると3か所吹きこぼれがありました。

まぁこのぐらいはよくあることです。こんな時は慌てず騒がず、リカバリーしましょう。

吹きこぼれのリカバリーにはコンパウンドを使います。

綿棒に塗りつけて優しくこすり落とします。やりすぎて下地まで落とさないように様子を見ながらやりましょう。

きれいになりました☆

コンパウンドは油分を含んでいるのでこの上から塗装する場合は中性洗剤などで洗ってから塗装します。

 

以上、マスキングの基本的なやり方でした。

マスキングは「慣れ」がとっても大事。最初から上手くできる人はなかなかいません。

失敗を恐れず、数をこなしていきましょう。

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本間店長

本間店長

タミヤプラモデルファクトリー トレッサ横浜店の店長の本間です。 プラモデル歴17年。お店にいつも立ってます。プラモデル作りで分からないことがあれば気軽にご相談ください^^