2019年9月19日

ラジコンボディの作り方・ポリカーボネート塗装

今回は最近流行のラジコンカーにかかせない、ポリカーボネートボディの塗装について

お話していきます。

ラジコンやミニ四駆に使われる透明のふにゃふにゃしたボディがポリカーボネートボディです。

これをきれいに塗装するにはいくつかのコツと経験が必要です。

必要な道具

ポリカーボネートスプレー

ポリカボディ専用の塗料です。ふたに「PS-〇〇」と書いてあるものがそれ。

現在は缶スプレーのみとなっています。

塗膜が柔らかいのでボディがへこんだり曲がったりしてもひび割れたり剥がれたりしません。

失敗しなければ1本でラジコンボディ1個半くらいは塗ることが出来ます。

ポリカ用スプレーは全てツヤ消しになっています。基本的に裏から塗っていきます。

曲線バサミ

こちらはボディをカットするのに使用します。

刃が厚いので厚みのあるラジコン用ボディにも負けず、思った通りにカットすることが出来ます。

先がカーブしているのでホイールアーチなどの曲線部分も楽にカットできます。

RCボディリーマー

ボディマウントやサイドミラーを取り付ける穴をあけるのに使用します。

刃が側面についていて開けるときにバリが出ないのが特徴です。

また、目盛りが付いてるので空けながら穴の太さが一目でわかります。

 

グリグリ回して穴をあけます。刃が鋭いので気をつけてくださいね。

1:ボディの洗浄

まず最初に、ボディ内側に離型剤が残っていて塗料をはじいてしまう場合があるのでボディを洗浄します。

洗剤は普通の食器用や手洗い用の中性洗剤でかまいません。傷がつかないようにやさしく洗いましょう。

また、ボディに穴が開いていない場合には洗う前に穴をあけておき、塗装の邪魔になる削りカスもここで一緒に洗い流してしまいましょう。

洗わないと離型剤に弾かれて染みみたいなものができてしまう場合があります。

しっかり洗っておきましょう。

2:マスキング

窓の部分や、塗り分け等はマスキングテープを使って行います。

窓の部分はマスキングシートが入っていることが多いです。こちらを線に沿ってカットして貼っていきます。

まず最初に台紙を少しだけはがして、全体の位置と向きを合わせてからはがしたところを貼り付け、
さらに台紙をはがして端から少しずつ貼っていきます。(一気に全部貼ろうとするとしわの原因になります。)
ふちに隙間がないか、しっかり確認しながら貼っていきましょう。

正面の窓などは台紙の真ん中をカットしてから合わせると中心が取りやすいです。

マスキングテープの種類と違い、プラモデルの上手なマスキングのやり方

マスキングテープの上手な貼り方はこちら

 

初めの縁取りは細いマスキングテープで

その内側を少し太いマスキングテープで

広い面は40mmのマスキングテープで

表からだけじゃなく、裏からも見てみると意外と貼れてない部分が見つかったりします

上の写真で真ん中に穴がありますね(^^;)こんなのが残っているとそこから塗料が入り込みます。

マスキングができたらいよいよ塗装です。

★塗装の前に…

ボディを塗ってからカットするか、カットしてから塗るか?

よく聞かれるのですが、これはどちらでもかまいません。

個人的には塗ってからカットする方をお勧めしています。

塗る時に持つところがあってやりやすいのと、慣れないうちは端の方の塗装が薄くなりがちだからです。

問題は切る時にハサミが塗膜に当たったりすると色が欠けてしまうことです。

何個か作ってみて慣れてきたらカットしてから塗ってみるといいと思います。

3:塗装

ポリカーボネート塗料は全てツヤ消しで、表から塗ると全部つや消しになってしまうので裏から塗っていきます。

一番のポイントは一気に塗ろうとしないこと。

一回で塗ろうとすると塗膜が泡立ったり、角や溝に塗料が乗らなかったりして色ムラの原因になります。

10~15分くらいごとに何度かに分けて乾かして吹くようにしましょう。

色は暗い色から順番に塗っていきます。

プラモデル塗装 色塗りの順番のこと

↑ こちらのプラモデルの塗装でお話した塗る順番とは逆の順番で塗っていくことになります。

例えば白と黒を塗る時は、まず黒から塗ります。

黒を塗ってからマスキングをはがしました。

吹きこぼれや塗り残しがないかチェックしていきましょう。

このボディでは黒の後に白を塗るので、吹きこぼれがあるとすごく目立つので念入りにやっています。

ただ見てもなかなかわからないのでティッシュをあててチェックします。

この黒い粒つぶは裏面にあるとあとで白を塗ったときものすごく目立ちます。

このプレペイントクリーナーを染み込ませたティッシュで拭いてみて、

裏についているようならきれいにふき取っておきます。

(表についていたときは拭かなくて大丈夫です)

吹きこぼれを見つけました。

はみ出したところは、プレペイントクリーナーを染み込ませた綿棒やティッシュでふき取ります。

時間が経つと落ちづらくなるのでなるべく早めにやった方がいいです。

窓の周りやライトの周りは少しくらいはみ出していても黒い線のステッカーを貼るので気にしなくて大丈夫です。

次に白を塗ります。

ポリカボディ塗装

ポリカの塗装は少しゆっくり目に手を動かします☆

タミヤプラモデルファクトリー トレッサ横浜店さんの投稿 2019年9月19日木曜日

実際にボディを塗っている動画です。

プラモを塗る時よりは塗膜の状態は気にしなくていいので(表からボディを通して見るため、)、手のスピードは少しゆっくり目です。しっかり塗膜を作る事を意識して塗ります。

 

4:ボディのカット

(※塗装の前に切ってから塗ってもかまいません。)

まずは底面の横に張り出している部分をカットして、それからボディの線に沿って切っていきます。

切りとる方を外側に引っ張りながら切ると切りやすいです。

直線部分は定規を貼ってカッターで傷をつけてパキッと折ると楽です。

5:ボディフィルムをはがしてステッカーを貼る

ボディフィルムを剥がしてステッカーを貼っていきます。

ボディフィルムを剥がすことで表からはピカピカに見えます☆

ステッカーは番号順に貼っていくという決まりがあるのでそれだけ守って貼っていきましょう。

まずステッカーを台紙からカットします。余白は0~1ミリぐらいで切るときれいにできます。

裏に番号を書いておくとあとからでもわからなくなったりしません。

大きめのステッカーは台紙の隅っこの一部分をカットして、カットした部分がボディにつかないようにしながら全体の位置と向きを合わせます。

位置が決まったらカットした部分を貼り付けて固定します。

固定した箇所から台紙を少しめくって、ステッカーを伸びないぐらいに軽く引っ張りながら

端から空気が入らないように気をつけながら貼っていきます。

これも一気に貼ろうとしないで少しずつやっていくと綺麗に貼ることができます。

最初に張り付けたところを起点にして放射状にこすりつけて貼っていきます。

小さいステッカーや背景が透明のステッカーは指紋が付かないようにピンセットを使うと貼りやすいです。

 

6:完成!

以上の工程を踏んで完成したTS050です。

レースカーなどはステッカーが多いので大変ですが完成するととてもカッコイイですね!

走らせるのがもったいない・・・なんて言わずにガンガン走らせましょう!

それではまた☆

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